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きょうは
今ある髪を守り、より美しく見せるためのコツについて3回に渡って考えていく③回目。「キューティクルを守るためのバリア作り」についてお話ししていきます。
美しく豊かな髪を生む要素その1…水分とタンパク質
美しく豊かな髪を生む要素その2…キューティクルを整えて「治す」
前回はキューティクルは髪の内部を刺激から守っているということ、キューティクルは無くなってしまうと取り戻すことはできないので、ダメージがひどくなる前に治さなければいけないことをお話ししました。
そのキューティクルはパーマ、カラー、日々のドライヤーやブラシの摩擦で傷ついていくわけですが、それらの刺激からキューティクルを守るバリアが必要なわけです。
通常髪は頭皮から分泌される皮脂で覆われていますが、ロングヘアだったり皮脂量が低下すると毛先までは伝わるのがのが難しくなります。そこで油分を含んだクリームや軽やかなオイルで、表面をコーティングするわけです。
☆シリコンは良くない?
オーガニックコスメの分野でよく「ノンシリコン」と謳っているため、シリコンは「よくない成分なのでは?」と思われがちです。けれども人体に害はまったくありません。
もちろんシャンプーはノンシリコンのほうがベターというのが私たちの理論ですが、シリコンそのものはリーズナブルで確実に効果を出してくれる、大変有用な素材だと考えています。
また、美容師さんに「シリコンを使い続けるとカラーやパーマがかかりにくくなる」と言われた方もいらっしゃるかと思いますが、現在はそういった弊害のないシリコンが登場しています。
《弊害のないシリコンについて…》
シリコンには、実は数千にも及ぶ種類があります。肌や髪へ余計な負担をかけないためには、そのうちのいずれかを使うか、どういう組み合わせにするかがポイントになります。
シリコンの過剰な蓄積や、そこから生じるごわつきを防ぐ成分としては、(加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマーなどが知られています。
また、ヘアマニキュアでコートすれば、表面のなめらかさやツヤが長持ちするうえ、髪内部の成分の流出を防ぐこともできます。
ただし、カラーはやはり髪の負担になるので、ダメージを防ぐという目的だけであれば透明のヘアマニキュアもおすすめです。お試しになってみてはいかがでしょうか?
さて、3回にわたって『美しい豊かな髪を生む』要素3選
お話ししましたがいかがでしたか?
美髪は1日にしてならず。
サロンでのスペシャルケアではキレイになって当たり前で。毎日のホームケアが何より大切なんですね(^_-)
基本的なヘアケアが間違っている方、まあまあいらっしゃいますね…
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